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日本三大瓦の一つ「三州瓦(さんしゅうかわら)」の特徴からメンテナンスまで 

更新日:2020年4月2日

瓦といえば日本住宅において最も代表的な屋根材ですよね?昔から皆さんから親しまれ今なお人気の高い屋根材ではありますが、その中でも有名な瓦として名前が挙げられるのが日本三大瓦「三州瓦・石州瓦・淡路瓦」です。それぞれの瓦の特徴も異なりますが今回は最も多い製造数を誇る三州瓦の誕生から特徴、そしてメンテナンス方法についてご紹介したいと思います。

三州瓦の特徴とメンテナンス

三州瓦の誕生

三州瓦とは1700年ころに愛知県の西三河地方(三州)で誕生した瓦ですが東大寺の大仏殿にも使用されたようです。1300年ころに誕生した石州瓦や淡路瓦よりも歴史自体は浅いのですが、今や瓦全体の半数以上を占めているのが三州瓦なのです。

三州瓦 三州瓦のメリット
というのは粘土を混ぜ成形し焼いて作るのですが、三州瓦の産地は粘土のきめが細かく瓦に適しており、更には焼成温度を高くすることで耐火性に優れ冷害に強い瓦を造ることが出来ました。そんな三州瓦が高いシェア率を誇るのは交通の便にも恵まれていたからです。瓦は1枚でも重たく運搬に苦労したため、瓦を利用する地域で焼くのが主流でした。しかし三州瓦は隣接している矢作川を利用して船で運搬できたため各地で利用することが出来ました。皆さんのお住まいも三州瓦かもしれませんよ。
ちなみに淡路瓦は「なめ土」と呼ばれる粒子が細かい土を使用しており、火や雨・寒さにも強いにも関わらず通気性に優れている瓦だそうです。石州瓦は釉薬を使用した「赤瓦」を使用し他の瓦よりも薄く軽量であることが特徴に挙げられます。雨や寒さ・台風・塩害にも強くこちらも人気の高い屋根材です。

三州瓦(粘土瓦)がいまだに人気の理由

一時期、耐震性やコスト面の問題から瓦が敬遠されつつありました、しかし一方でいまだに瓦が良い!と希望される方も多くいらっしゃいます。その理由は瓦の便利さにあります。
現在多く使用されている化粧スレート等は薄く軽量且つイニシャルコストにも優れています。しかしセメントであるため吸水によって劣化が進行してしまいますので定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。また耐用年数も25年程度ですので葺き替えやカバー工法を行わなくてはなりません。人気が高まりつつある金属屋根材に関しても錆が発生しないよう塗装メンテナンスは欠かせません。
対して三州瓦も含めた粘土瓦は吸水しないため、揺れにより割れやヒビを起こすことがあっても屋根材自体の強度は低下せず、塗装メンテナンスも必要ありません。
人気が高い理由として施工技術の向上も挙げられます。

引っ掛け桟工法 瓦の葺き方
昔は土葺きや引っ掛け桟工法が主流だったため、地震や強風で瓦が崩れ落ちるということが多数発生しました。しかし現在は瓦同士を噛み合わせるだけでなく桟木に対して釘で固定しているため、耐震性・耐風性ともに大きく向上しました。漆喰や瓦のずれ補修・棟取り直し工事等は必要にはなりますが、長期的にみると費用がはるかに安く済みコストパフォーマンスに優れた屋根材といえます。化粧スレートや金属屋根材が野地板に対しピッタリと施工していく工法に対し、瓦は桟木によって通気性が確保できるという点も住宅を長く利用する上で大切なポイントでしょう。
最後にデザインです。瓦といえば昔ながらの日本瓦、J形を思い浮かべる方が多いでしょう。三州瓦はさらにどのような住まいにも使用していただけるように、平板タイプ(F形)や洋風タイプ(S形)もありますのでお住まいと相性の良い瓦を使用することができます。

三州瓦を長く使用し続けるためのメンテナンス方法

塗装の必要もなく半永久的に使用できる三州瓦ですが、いつまでも何の問題もなく使用できるわけではありません。そこで簡単に築年数や状況に応じたメンテナンス方法をご紹介いたします。
1. 漆喰詰め直し工事

漆喰のはがれ 漆喰詰め直し工事
三州瓦といえばずいぶん前から使用されている住まいも多いとは思いますが、この場合湿式工法と呼ばれる漆喰を使って瓦を固定する工法が行われています。乾式工法も採用されつつありますが、いまだに湿式工法が非常に多く漆喰が風や地震の揺れによって剥がれている住まいも少なくありません。漆喰は固い素材だからこそ衝撃に弱く割れやすい傾向にありますので、10年程度で一度剥がし塗りなおす詰めなおす必要があります。漆喰を剥がさずに塗り重ねる詰め増し工事もございますが、既存の漆喰とともに剥がれる可能性もあるため詰め直し工事がお勧めです。

2. 棟取り直し工事

棟の崩壊 棟取り直し工事
築15~20年程度で多くの住まいに棟の歪みやずれが生じるようになります。すると漆喰詰め直し工事では状態を改善させることができないため、棟を崩し積み直す工程が必要になります。棟の取り直し工事の際には銅線の締め直しや漆喰工事も同時に行うことができますので、瓦全体を見直す良い機会です。

3. 瓦葺き直し工事・瓦葺き替え工事
瓦のずれが著しい、雨漏りを起こしている場合は葺き直し工事・葺き替え工事を行う必要があります。葺き直しは既存の三州瓦を再利用しますので費用を安く抑えることができますが、ラバーロックと呼ばれるシーリング材での固定等を行っていると瓦が再利用できませんのでご注意ください。
葺き替え工事では軽量な金属屋根材に変更される方もいらっしゃいますが、瓦を使用していたお住まいではもとより十分な耐震性がありますので瓦を再度葺くことも可能です。

まとめ

三州瓦の葺き替え工事

三州瓦といわれると「どのような瓦だろう?」「高いのかな?」と不安を感じられるかもしれませんが、実は多くのお住まいで使用されている非常に身近な存在なのです。頑丈かつメンテナンスも簡単というメリットも存在しますが、メンテナンスを怠れば大きな事故に発展しますし、住まいへ雨漏りを起こしてしまう危険すらあります。三州瓦を長く使用するためにどのようなメンテナンスを行えばよいのか、どのような特徴があるのかを理解しメンテナンスに臨みましょう。

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