無題ドキュメント

HOME > 施工事例 > 足立区一ツ家にある3階建てアパートの雨漏り改善にウレタン塗膜.....

足立区一ツ家にある3階建てアパートの雨漏り改善にウレタン塗膜防水工事(絶縁工法)を実施

【施工前】
シート防水の経年劣化

【施工後】
絶縁工法を用いたウレタン塗膜防水工事

【お問い合わせのきっかけ】


ITS事業部:根本


以前にも補修工事にてお世話になりましたY様より、今回は雨漏り補修のご相談をいただきました。足立区一ツ家のアパートでクロスが濡れているという事で屋上防水を点検しました。排水部分の詰まり、全体的な防水層の劣化が見られましたのでウレタン塗膜防水(絶縁工法)にて雨漏りを改善しました。
以前にも補修工事にてお世話になりましたY様より、今回は雨漏り補修のご相談をいただきました。足立区一ツ家のアパートでクロスが濡れているという事で屋上防水を点検しました。排水部分の詰まり、全体的な防水層の劣化が見られましたのでウレタン塗膜防水(絶縁工法)にて雨漏りを改善しました。


ITS事業部:根本


【工事内容】
陸屋根工事  雨漏り修理 防水工事
【工事詳細】
使用材料
ダイフレックス DSカラー
平米数
81.5㎡
【工事内容】
陸屋根工事  雨漏り修理 防水工事
【工事詳細】
使用材料
ダイフレックス DSカラー
平米数
81.5㎡
アパートアイコン3階建て雨漏り修防水工事

【3階建てアパートにて雨漏り発生】

ビルの防水点検 室内クロスに雨染み

調査にお伺いしたのは3階建てALCのアパートです。3階の室内に雨水が浸入しクロスが濡れてしまっているということで、雨漏り点検と適切なメンテナンスをご希望されていました。天井クロスには異変が感じられないため、外壁から雨水が入り込んでいる可能性もあります。特にALCは塗膜が劣化してしまうと吸水性が高くなってしまい、雨水の影響を大きく受けますので、早急に対処していく必要があります。

内部の鉄筋錆 防水点検

天井を確認してみると雨水は真上から入り込み外壁を伝って入り込んでいるようですので、外壁ではなく屋上(陸屋根)の防水層に問題があると判断できます。陸屋根とは傾斜がほとんどない屋根の事で、ビルやマンション等に多く採用されます。屋上とも呼ばれますので、意外と身近な場所に利用されている屋根形状ではないでしょうか?見えにくいのですが継ぎ目や重なり部がある事から、アパートの陸屋根に施工されていたのはシート防水でした。ALC建物は動きが多い為、伸縮性の高いシート防水が使用されることが多いのですが、強風によって捲れや剥がれを起こす危険性がありますので定期的な点検を心がけましょう。

ドレンの詰まり ドレンの口径確認

雨水が集まっているコーナー部はドレンと呼ばれる雨樋に接続するための排水口があります。このドレンに向かって僅かな勾配がついていますので雨水が集まっているのは正常なのですが、詰まっているせいで流れるべき雨水が溜まってしまっています。ドレンが正常に機能していない状態ですし、雨水が溜まる事で防水層を傷める原因にもなってしまいます。陸屋根全体の経年劣化も見られる事から、平場やドレンのどこからからか雨漏りを発生させているのでしょう。

今回はシート防水を撤去し全体的なウレタン塗膜防水工事を行います。雨漏りを起こしたことで下地が吸水している可能性も高いことから、防水層が今後膨れを起こさないよう絶縁(通気緩衝)工法での補修をご提案致しました。そこで補修方法を順番にご紹介したいと思います。

 

1.既存防水層の撤去

笠木板金の撤去 シート防水の撤去

まずは設置している笠木やシート防水を撤去していきます。シート防水は改修時に上に既存防水層の上に被せて施工することが出来るのですが、シート防水が下地となる場合は今後剥がれや捲れを起こす可能性があります。長期的に強靭な防水層を保護するために今回はシート防水を撤去していきます。下地に取り付けられているディスク鋼板もきれいに取り除きます。

2.下地調整

シート防水撤去 樹脂モルタル塗布

シート防水を撤去した状態はそのまま雨漏りを起こしてしまいますので、ここから防水層を形成するまでは作業を止めないように作業を進めていきます。まずは下地調整です。樹脂モルタルで陸屋根の細かなクラックや凹凸を綺麗に整えていきます。絶縁工法は下地の影響を受けにくいのですが、下地調整を行った方が防水層の耐久性も向上します。

プライマー塗布 下地調整完了

樹脂モルタルが乾燥後はプライマーで防水層の密着性を高めていきます。塗装工事も屋根リフォームでも最も重要なのは下地調整です。工事完了後は確かめようがない部分ですが、仕上がりの出来も耐久性も全く異なりますので、日数が掛かっても行っておくべき作業工程です。

3.改修用ドレンの設置

改修用ドレン取り付け

防水層と同時に雨水を流すドレン内部も経年劣化を起こします。内部が腐食していると外壁内部で雨水が溢れだし、見当もつかない場所で雨漏りを起こす危険性もありますので、防水メンテナンスに合わせ改修用ドレンで内部の腐食を防ぎましょう。改修用ドレンを使用することで下地を傷めて補修する必要が無くなります。が、ドレンの口径が一回り小さくなってしまいますので、現在既に排水が追い付いていない場合は使用することが出来ませんのでご注意ください。

4.通気緩衝シート・脱気筒の設置

通気緩衝シート ジョイント部分の防水施工

続いては通気緩衝シートを歩行面に貼り付けていきます。このシートには無数の穴が開いていますので、防水層と下地は半分接着し半分接着していない状態を維持しますが、実はこの接着していない空間が防水層の膨れを防ぐ大事な役割を担っています。雨漏りを起こしたことのある場合や築年数が経過している場合の下地は雨水を吸い込んでいる可能性があります。乾燥することで蒸発するのですが、その上に防水層を形成してしまうと蒸気の出口が無くなり、防水層に膨れを起こしてしまいます。絶縁工法はシートの隙間に蒸気を一時的に溜め、同時に設置する脱気筒から蒸気を逃がすことで、防水層の膨れを防ぐことが出来ます。一般住宅では歩行の妨げにならない脱気盤を使用しますが、屋上・陸屋根の場合は面積に応じて脱気筒を取り付けていきます。脱気筒周辺から雨漏りが起きないように、メッシュシートやシーリング施工で雨水の浸入を防いでいきます。

5.ウレタン塗膜防水・トップコート

立ち上がり部分の防水工事 ウレタン塗膜防水塗布

笠木と立ち上がり部分からメッシュシートで補強しながらウレタン樹脂を塗っていきます。平場部分はローラーで均一に仕上がるように丁寧に塗装していきます。ここまでの作業を見ていると非常に簡単な工事だと思われがちですが、粘性のある塗料を均一に塗装するのは熟練の技術が必要です。何度か塗り重ねて3㎜程の防水層に仕上げていきます。ウレタン防水は塗料ですので、凹凸のある複雑な形状にも簡単に施工することが出来ます。

トップコート塗布 排水ドレンの詰まり解消

ウレタン樹脂で形成した塗膜は太陽光に晒されることで劣化してしまいますので、最後にトップコートで表面保護を行っていきます。トップコートには防水性能がありませんので、数年後にひび割れや亀裂が発生することがあっても雨漏りに直結することはありません。しかし防水層の耐久性保持の為にも定期的な塗り替えを行っていきましょう。改修用ドレンで補修を行った排水口は、L型のルーフドレンでゴミの浸入を防ぎます。

【工事を終えて】

絶縁工法を用いたウレタン塗膜防水工事完了

丁寧な下地調整と防水層の膨れを防ぐ絶縁(通気緩衝)工法によるウレタン塗膜防水工事を行った事で、現在起こっている雨漏りを改善しつつ長期的な再発を防止することができました。絶縁工法は密着工法と呼ばれる通常の防水工事よりも補修費用がかかりますが、耐用年数は長くなりますので安全且つ確実な防水方法といえます。陸屋根からの雨漏りにお悩みの方、防水メンテナンスをご検討中の方、施工費用や他の防水方法に関して気になる点がある等、ご不明点がある方はお気軽に街の屋根やさんへご相談ください。点検・お見積りは無料にて承っておりますので、状況確認をさせて頂いた上で最適な防水工事をご提案させていただきます。

 記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
2024年最新情報!補助金でお得にリフォーム!
雨漏り修理30,000円~(消費税・諸経費別) 散水検査30,000円~(消費税・諸経費別)

足立区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!

  • 35053-SR15ET

    工事種類

    外壁塗装, 屋根塗装

  • 工事種類

    雨樋交換

  • 工事種類

    雨漏り修理

関連動画をチェック!

防水工事で雨漏り防止!陸屋根・屋上のチェックポイント【プロが解説!街の屋根やさん】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介

ベランダ・バルコニー・陸屋根に必須のメンテナンス、防水工事

ベランダ・バルコニー・陸屋根に必須のメンテナンス、防水工事

 防水工事と聞いてもピンと来られない方も多いと思いますが、具体的にはベランダやバルコニー、屋上(陸屋根)などからの漏水を防ぐための工事がそれにあたります。ご存知のとおり、水分は建物の大敵です。建物内部に浸入してしまうと、木造では大事な柱や梁を腐食させていきます。鉄骨でも骨組みにサビを生じさせ、強度を…続きを読む
街の屋根やさん東京
    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒132-0023
        東京都江戸川区西一之江2-10-17 大場ビル1F
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん東東京支店のスタッフ

      街の屋根やさん多摩川
      1. 電話 0120-989-936
        株式会社シェアテック
        1. 〒182-0025
          東京都調布市多摩川3-68-1
          店舗詳細はこちら
      1. 街の屋根やさん多摩川支店のスタッフ

        街の屋根やさん横浜
        1. 電話 0120-989-936
          株式会社シェアテック
          1. 〒222-0033
            神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 VORT新横浜 2F
        1. 街の屋根やさん横浜支店のスタッフ

          お問い合わせはこちらから

          あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

           街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

          お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 神奈川県 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

          このページと共通する工事内容の新着施工事例

          町田市南大谷にて雨漏りの発生していたバルコニーのFRP防水工事を税込210,000円で工事を行わせていただきました!

          【施工内容】

          防水工事

          三鷹市野崎で天窓からの雨漏り修理工事、天窓メンテナンスは税込み66,000円から実施します!

          【施工内容】

          雨漏り修理、天窓工事

          八王子市諏訪町で破損したテラス屋根は、費用を抑えてポリカーボネートカバー工事で対応します!

          【施工内容】

          屋根補修工事、屋根カバー工法、雨漏り修理

          その他の施工事例一覧→

          屋根工事なら街の屋根やさんにおまかせください!!

          お問い合わせ・資料請求
          • 屋根リフォームの流れ
          • 徹底したお住まい調査
          • 不安ゼロ宣

言
          • 屋根のお役立ち情報
          • 当社のご案内
          • 屋根の資料請求
          点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お電話でのお問い合わせは0120-989-936へ。8時半から20時まで受付中!メールでのお問合せは24時間受付中。

          点検・調査・お見積もり

など無料で承ります。

          株式会社シェアテック
          街の屋根やさん東京
          東東京支店
          〒132-0023
          東京都江戸川区西一之江2-10-17 大場ビル1F
          TEL :0120-989-936 
          E-mail : info@sharetech.co.jp
          多摩川支店
          〒182-0025
          東京都調布市多摩川3-68-1
          Copyright © 2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.
          ページトップへ戻る