北区のお客様は雨樋のつまりでお悩みでした

更新日：2021年05月13日

東京都北部にあたる北区で雨樋の詰まりでお悩みのお客様からのご相談です。雨樋が詰まってしまったことで雨が流れず漏ってしまうとの事でした。どのような状況なのか早速お伺いして確認させていただくこととなりました。事務所のある江戸川区からは環七を使っていきます。交通状況にもよりますが４～５０分でお伺いすることができます。

下からでは見えないため、お客様のベランダから屋根にのぼらせていただくこととなりました。なるほど、集水器の部分からは草が生えてしまっている状態です。各樋の点検をしていくと樋いっぱいに落ち葉や木の実の様な物が溜まってしまっているところもあります。

お客様の家の廻りにはお客様の庭木もあり、お隣の家の庭木もありと木々に囲まれていることがわかります。落葉樹であればどうしても季節によっては悩まされてしまう環境ですね。

集水器から竪樋につながる部分では落ち葉が雨水で重くなってしまったせいでしょうか、外れかかって隙間ができてしまっていました。これでは雨の日は下屋根に雨水が落ちて大きな音が発生してしまうでしょう。

原因の１つ、白樺の木の実を見つけました。秋の風情としては絵になりますが、樋にとっては過酷なシーズンです。樋とは関係ありませんが棟板金も秋だから紅葉しているわけでは無く、真っ赤に錆びてきておりました。樋の清掃も検討項目に入れてお客様とお話をいたしましたが、かなりの量の落ち葉が竪樋の中まで堆積していることが考えられるため樋を総交換する方向で工事の方向は決まりました。落ち葉よけネットの設置も今後の落ち葉対策には有効化もしれませんが、木の実のような物には効果を発揮できないかもしれません。この辺りは予算と効果との天秤にかけて判断して行きます。棟板金もせっかくですので交換のお奨めをいたしまして調査を終了いたしました。

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