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屋根の基盤、野地板とは?選定からメンテナンスまでの完全ガイド

更新日:2024年02月09日

 屋根材の下に隠れた重要な部材、野地板。この見えない部分が、実は私たちの家を雨風から守る大黒柱なのです!

 本ブログでは、野地板の基本的な役割からその種類適切な選び方、さらには耐用年数メンテナンス方法に至るまで、あらゆる側面から野地板に焦点を当てていきます。

 日々の生活でほとんど気に留めることのない屋根の下地ですが、その重要性は計り知れません。特に耐震性防水性といった機能面では、野地板の選定と施工が建物の安全性に大きく寄与しています。

 また、リフォームの際のポイントや、野地板に関する一般的なトラブルとその対策も詳しく解説。このブログを通じて、お住まいの安全性や耐久性を高めるために必要な知識を身につけましょう!(^^)/

1.野地板とは

 野地板(のじいた)は、屋根材を支える下地で、屋根構造において不可欠な部材です。

野地は防水紙の下にあるyね下地です

 屋根材、特に瓦やスレートなど重量のある素材は、単に垂木の上に直接置くだけでは安定しません。ここで野地板が登場し、これらの屋根材を支え、均等に重量を分散させる役割を担います。屋根材が直接垂木に取り付けられるのではなく、その間に野地板が設置されているのです。

 野地板は屋根材をしっかりと固定し、風や雨、雪などの自然条件から建物を守るための重要な機能を果たします。防水紙(ルーフィング)の下に設置されることで、万が一屋根材が破損しても雨水の侵入を最小限に抑えることができるんですね。

2.野地板の構造と設置方法

 野地板の構造を詳しく見ていきましょう。

屋根の構造

 野地板は垂木の上に取り付けられ、その上に防水紙(ルーフィング)を敷きます。そして、最終的に瓦やスレートなどの屋根材が葺かれるという順序で施工されます。

>>屋根の構造について、詳しくはコチラ!<<

3.野地板の種類と特徴

 野地板は、屋根の下地材としての重要な役割を果たすだけでなく、その種類によってさまざまな特性と用途を持っています。適切な野地板を選択することは、屋根の構造の強度、耐久性、さらには防水性や耐震性に大きく影響します。

 一般的に使用される野地板には、以下の主な種類があります!

構造用合板現代の建築に最も一般的に使用される野地板です。複数の木の層を接着して作られており、強度が高く、均一な品質が保証されます。通常、厚さは9mmから12mmが多く使用され、屋根の大きさや重さに応じて適切な厚さが選ばれます。容易に加工できるため、施工の効率化を図ることが可能です。また、防水性に優れているため、雨漏りのリスクを軽減します。

野地板(構造用合板)

 

バラ板伝統的な野地板の一種で、主に杉などの針葉樹から作られます。各板は細長い形状で、通気性が高いため、屋根の下に湿気がこもりにくいという特性があります。しかし、現代の建築では使用頻度が減っており、主に修復や古い建物のリフォームに使われることが多いです。

バラ板

 

耐火野地板耐火性能を備え、火災時の延焼を防ぐ役割を果たし、建物の安全性を高めることが可能な野地板で、防火地域や準防火地域の建築において使用が義務付けられています木毛セメント板木片セメント板などがあり、火災に強いだけでなく、断熱性や吸音性も高い製品が多く見られます。

硬質木片セメント板

 

4.屋根材別!野地板の選び方

 野地板の厚さや種類の選択は、屋根材の重量や建物の設計に基づいて行われます。

 野地板の選定は、単に材質だけでなく、その後のメンテナンスリフォームのしやすさコストの面でも影響を与えます。たとえば、安価な材質を選ぶと初期コストは抑えられますが、長期的な観点で見ると頻繁なメンテナンスや交換が必要になり、結果的に高コストになることもあります。また、環境に優しい材質を選ぶことは、サステナビリティの観点からも重要です。

瓦屋根瓦は重量があり、強度と耐久性に優れた野地板が必要です。通常は構造用合板が適していますが、伝統的な建築ではバラ板が用いられることもあります。通気性を考慮し、木材が腐りにくい選択をすることが大切です。

瓦屋根の調査

金属屋根軽量であるため、一般的には9mmから12mmの構造用合板が使用されます。金属屋根は雨音の問題が指摘されることがあるため、音響特性に優れた野地板を選ぶことも重要です。

横葺きの金属屋根

スレート屋根スレートは金属屋根同様軽量な屋根材のため、構造用合板が選ばれます。耐水性や耐久性に優れた合板を選ぶことで、長期にわたる保護を提供できます。

スレート経年

耐火要件がある場合耐火野地板は、火災に対する安全性を高めるために必要です。木毛セメント板や木片セメント板など、様々な種類があり、それぞれの建物の要件に合わせて選ぶ必要があります。

 

 このように、野地板はただの「板」ではありません。見えない部分でありながら屋根の機能と安全性、耐久性、さらには居住性を左右する重要な建材です。適切な材質、厚さ、設置方法の選択は、屋根の耐久性や機能を最大限に発揮するために不可欠です!

 そのため、建築物の設計段階から適切な野地板の選定には特に注意が必要です。さまざまな種類の野地板が存在し、それぞれに異なる特性と用途があることを理解し、最適なものを選択することが、建物の長寿命化と快適性の向上に繋がるのです。

5.定期的なメンテナンスと点検の重要性

 野地板は屋根の下に隠れた存在ですが、その耐用年数とメンテナンスは建物の安全性と快適性に直接影響を及ぼします。適切なメンテナンスと定期的な点検は、野地板の長寿命化を実現し、最終的には建物全体の寿命を延ばすことにつながります。

野地板の寿命とメンテナンス時期の判断の仕方

 野地板の耐用年数は、材質気候条件屋根材の種類施工の質によって大きく異なります。

 一般的に構造用合板や耐火野地板の耐用年数は約30年、バラ板では約40年ほどです。時間の経過と共に劣化するため、定期的な点検と必要に応じたメンテナンスが重要です。

 野地板のリフォーム時期を正しく見極めることは、不必要なコストの発生を防ぎ、屋根の機能を維持する上で重要です。以下のポイントを考慮してリフォーム時期を判断しましょう!

年数の経過少なくとも年に1回は専門家による屋根の点検を行うことが推奨されます。特に、激しい気候条件を経験した後や、屋根に異常を感じた時はすぐに点検を行うべきです。一般的に野地板の耐用年数は30年から40年とされていますので、この期間が経過した野地板は、リフォームを検討すべきサインです。

雨漏りの確認野地板は屋根材の下にあるため、最初に雨漏りの影響を受ける部分です。天井からの雨漏りの兆候が見られた場合は、雨漏りがかなり進行している可能性が高く、早急に修理を行う必要があります。

天井からの雨漏り

腐食や損傷の確認時間とともに野地板は腐食損傷を受ける可能性があります。このような場合、部分的な修理や必要に応じて野地板の交換が必要になることがあります。

野地板の腐食や損傷を確認

断熱材や防水材の状態の確認野地板の下の断熱材防水材も、定期的な点検とメンテナンスが必要です。これらの材料の劣化も、屋根の性能に影響を及ぼします。

適切な通気性の確保特にバラ板などの通気性が高い野地板を使用している場合、通気路が塞がれていないかを確認することが重要です。通気性が損なわれると、湿気がたまり、木材の腐食を早める原因となります。

 定期的なメンテナンスと点検は、小さな問題を早期に発見し、大きな修理や交換のコストを抑えることにもつながります。また、屋根全体の機能を維持し、建物の寿命を延ばすためにも、野地板のメンテナンスは欠かせない作業です。専門家による適切なケアとメンテナンスにより、野地板はその機能を長期間にわたって果たし続けることができます。

6.野地板のメンテナンスをするなら屋根葺き替え工事

 野地板のメンテナンス方法として、屋根の強度を向上させるために行う増し張りや、雨漏りによって劣化した部分を取り替える張り替えなどがあります。

 残念ながら、野地板のメンテナンスは屋根材と防水紙を剥がす際にしか実施できません。しかも、通常時には目視することがほとんど不可能です。つまり、屋根の改修や屋根の葺き替えの際にしか行うことができません。そのような機会がない限り、実施することができないのです!

 屋根の葺き替えや改修を行う際には、必ずメンテナンスを行ってください。

・増し張り

 屋根の増し張り(または重ね張り)は、通常、野地板がバラ板(小幅板や荒野地)で構成されている場合に採用されます。この方法により、屋根の重量が増しますが、それに比べて構造的により強固になります。したがって、地震や強風に対する耐性も向上します。さらに、新しい固定箇所を設けることで、屋根材が剥がれにくくなる効果も期待できます!

野地板の増し張り
野地板の増し張り
野地板の増し張り

・張り替え(部分交換)

 部分的な張り替え(または部分交換)は、野地板が雨水を含んで腐食している場合に採用されます。腐食した箇所を放置すると、問題が拡大する可能性があるため、これらを取り除いて新しい素材に交換します。さらに、野地板だけでなく、垂木なども腐食している場合は、その部分も交換する必要があります。

野地板張り替え
野地板張り替え
野地板張り替え

 野地板のことが心配だけど、何をすべきかわからない…という方は、街の屋根やさんの無料点検を是非ご活用ください!一声かけていただければ、可能な限り小屋裏にも入って、野地板を含めた点検を行います(^^)/

屋根葺き替え工事を行った事例をご紹介!

 調布市にて屋根葺き替え工事を行ったM様

屋根葺き替え工事を行った調布市のM様

工事のきっかけ

 屋根塗装をしたら雨漏りが起こるようになってしまったというご相談をいただいたのが工事のきっかけでした。

 実は屋根塗装後に雨漏りが起こってしまうということはよくあります。塗装後の縁切り不足が原因です。

工事の様子

 まずは既存の屋根、防水紙の撤去を行っていきます!解体したところ既存の防水紙や下地が見えてきましたが、幸いにも下地の傷みはほとんどありませんでした。今回は野地板の増し張りを行い、工事を勧めていきます!

 野地板の上から新しい防水紙を設置し、屋根材も葺いていきます。今回使用した屋根材は、アイジー工業スーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)です!

工事が完了!

 工事が無事に完了いたしました。雨漏りが再発することなく、安心しているとのお言葉をいただいております(^^♪

→工事の詳細はこちらからご覧いただけます

7.野地板のことなら街の屋根やさんにお任せください

 屋根の葺き替えには、野地板の補修や下地調整といった工程が必要です。そのため、野地板に関する知識や技術を持つ専門業者に相談することが重要です。街の屋根やさんは、お客様のお住まいや建物の入念な調査を行い、適切な工事を提案します。

 また、豊富な経験と実績を持つ私たちは、お客様にとって何が大切かを最優先で考え、最善のご提案をします。全国どこでも高品質で低価格なサービスを提供する街の屋根やさんは、お客様にとっての一番を目指しています。野地板に関する問題や不安があれば、街の屋根やさんにご相談ください!(^^)/

 

 記事内に記載されている金額は2024年02月09日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

関連動画をチェック!

屋根葺き替えで雨漏り解決!メリット・デメリットを解説!【アメピタ!】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


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