葛飾区でモルタル塗り軒天の簡易補修と飾りマス雨樋工事を行いました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
墨田区のS様からベランダの下側のコンクリート部分が二カ所落ちてしまって穴が開いているのを直せないか、とお問い合わせを頂きました。S様と調査の日程を調整しお伺いさせていただきました。S様のお悩みの通りベランダ下側の軒天部分が二カ所崩落していました。原因としてはベランダ床面や鉄製の柵の根元部分からの浸水によって内部木材が腐食しモルタル部にも水分が浸透することによって爆裂を起こして崩落した様でした。S様のご要望は崩落してしまった部分を塞ぐという事でした。原因が上からの漏水ですと原因が解決していないのでまた発生することは承諾いただいた上で崩落部分の軒天を補修する工事を承らせていただきました。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 破風板・軒天部分補修 雨樋交換 部分塗装 モルタル軒天簡易補修
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 3日間
- お施主様
- S様邸
- 【工事内容】
- 破風板・軒天部分補修 雨樋交換 部分塗装 モルタル軒天簡易補修
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- グンバイ軒樋半丸105,ノダラスカット
- 施工期間
- 3日間
- お施主様
- S様邸
【点検】
お客様のお悩み箇所はベランダ下軒天部分二カ所の崩落でした。ここを塞ぎたいというのはもちろんの悩みです。
どちらにも共通するのはベランダ面の排水を流し込み竪樋に繋いで地面に出す部分が絡んでいることです。
崩落した軒天は厚みのあるモルタルでした。車庫の近くの箇所もあって破片が飛ばなくてよかった、といった感じです。もちろん家人にあたったら大けがです。
穴の開いた軒天内部はベランダ床の下地鉄製デッキが錆で真っ赤なのはある程度仕方ないとしても腐食が進み木材は腐食でなくなっていたりC型のチャネルはボロボロになってしまっていました。
【原因】
軒天が駄目になってしまうことの多くはその軒天の上に原因があります。それは水は上から下に流れるからです。屋根の軒天は屋根の雨漏りが原因だったりします。今回は明らかにベランダ部分からの浸水が原因と言えそうでした。
ベランダ床仕上げのモルタルには亀裂も多く、特に軒先側に集中していました。また、鉄製の柵の根本も相当に錆が発生し穴の開いている箇所も随所に見られました。この辺りも浸水の原因になっているでしょう。
ベランダの防水や柵の補修は大切なことがわかりますね。本来はベランダ面、軒天より上の部分を漏水しない様にしなければ軒天をいくら補修しても再発してしまうのですがお客様にも色々な事情がありますので穴の開いた部分を塞ぐ工事を行うこととなりました。
【工事】
穴を塞ぐのはそれほど難しい事ではありません。しかし、下地を作成するための木材を固定するその下地がかなりない部分が多いことが今回の工事ではキーポイントとなりました。
軒天外周に下地の骨材がほぼ無かったため、モルタル面の外側から内側にビスで木材を留めて天井となるラスカットを貼りつける下地としました。ラスカットを選んだのは簡易補修でモルタルを再施工するわけでは無かったのですがラスカットの表面がモルタルをそのまま施工できるように凹凸があるため模様が似ているのです。
木下地にラスカットを貼りつけて蓋は完成いたしました。このままでは色が全く違ってしまいますので塗装で仕上げていきます。
塗装の前にはビスの穴、ラスカットの継ぎ目にシール処理をして段差をなくしました。ラスカットにそのまま塗装では塗料の乗りも良くなく、下地が透けてしまう、いわゆる被りが悪いためシーラーを塗布してから塗装をおこないます。
外壁には余分な塗料が付かない様に養生を行うのは通常の塗装工事と一緒です。軒天上のラスカットに塗装を数回おこないました。
最後は刷毛で微妙な塗りの残しをタッチアップしてモルタル軒天の補修工事が終了となりました。
ベランダの雨水を集めて竪樋に流し込む飾りマスの設置も行います。モルタル軒天の崩落の影響か脱落してしまっていました。モルタル外壁面に直接ビスを打つと割れてしまう可能性があるため錐で下穴を空けてから飾りマスをビスで固定し縁をシール処理します。
竪樋に接続して飾りマス取付工事は終了です。
ベランダの上にある屋根の樋は完全に無くなっていました。これは台風などの影響で飛んでしまったのでしょうか?原因はともかくこちらの樋も約8メートルつけ直しを行います。勾配を付けるために水糸を端と端に張りそこに合わせて樋吊り金具を破風板にビス止めします。そこにあたらしい軒樋を入れて外がの詰めを折りこんで固定します。
この雨樋の端部は止まりと言われます。雨樋は半丸なら皆同じ形をしていると思われがちですが実はメーカーによってつなぎが合わないこともありますので、既存の樋と同じメーカーの物を使用することで施工後の継ぎ目からの水漏れを防ぐこともできるのです。お客様の家の樋はグンバイというメーカーの樋を使用されていました。どこのメーカーかわからない?なんていうときは止まりの部分にメーカー名が書いてあることが多いのでご自分の家の樋がどこのメーカーの物なのか調べておくのも何かあった時の為に有効かもしれません。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
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【工事完了後】
モルタル軒天の崩落に伴って外れてしまった飾りマスも新しくなり軒天部分の穴もラスカットで塞がれ塗装でキレイになりました。
ベランダの外側と軒天の際の崩落部分にはシール処理を行って隙間を無くしました。見栄え的には回復していますが根本解決を急がなければなりません。
ベランダの外側と軒天の際の崩落部分にはシール処理を行って隙間を無くしました。見栄え的には回復していますが根本解決を急がなければなりません。
完全に無くなっていた軒樋が付いたことで少しでもベランダへの雨水の流入が減れば良いと思いますが長時間の雨ではそうもいかないでしょう。雨が直接ベランダ面に落ちない分騒音の緩和にはつながるはずです。
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